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“後世に伝えていくために”

東北地方太平洋沖地震が起きてから、5週間が経ちました。

4週間が経ち・1ヶ月が経ちと、日記を書こうとしたのですが、【 大きな余震 】 【 原発 】 【 風評被害 】 と次々に起こる出来事に言葉がでず、5週間を迎えてしましました。

京都にいる私達ですら、かなり落ち込んでいます。そんな事を言ったら、被災されている皆さんに申し訳がたちません。

想像を絶する不安で、居た堪れない気持ちでいっぱいでしょうね。 お気持ちをお察し致します。

先日、気仙沼の様子を報道で見ました。大震災当時、目を伏せたくなるような激しい炎の中にあった気仙沼が、大震災後、被災者の皆さんと、アメリカ海軍の方とが協力し合い、瓦礫の撤去等をして、道路の復旧をいち早くされたという事を知りました。皆さんの行動力に敬意を表します。

【 風評被害 】には、負けないで下さい。私達も皆さんのお野菜を食べます。1999年に茨城 県那珂郡東海村で起きた原発の事故の時も農家の方は風評被害で凄く困ったみたいです。立ち直るのに3年かかったそうです。でも今はブランド化して頑張っておられます。だから、私達も皆さんのお野菜を食べますので、頑張って下さい。

先週、友人の作品展を見て来ました。とても素晴らしい作品でした。皆様にもご紹介させて頂きます。少しでもお気持ちが癒されて頂ければ有り難いです。

< 綴プロジェクト作品展 2011年・春 > より

デジタル技術(Canon)と、京都の伝統工芸( 裕人氏・横山清和堂 )の技を用いて、貴重な文化財及び伝統文化等を 保存する取り組みの一環で、その作品展が3月19日から4月10日まで 《 建仁寺 》 で催されていました。

           【 撮・色・刷・箔・装 】( 撮影・色合わせ・出力・金箔・表装 )の融合  

   

京都西陣の伝統工芸士「箔」工芸作家 裕人礫翔(ひろとらくしょう)氏は梅垣の30年来の友人で、私も一緒に作品展を見に行って来ました。

  

                    《 建仁寺 》 京都市東山区大和大路通四条下る小松町

           

彼のポジションは、デジタル技術(Canon)の 『 撮影 』 『 色合わせ 』 『 出力 』 が終わり、デジタル技術でも出す事のできない金箔の色を、下の写真の様に、印刷した物の上へその文化財に合わせた金箔を張り、はけで余分な金箔を 剥がしていく技を用い、作品を仕上げていくのです。

                    

      このような技術を用い、貴重な文化財を守りながら、後世に伝えていくて為の活動をしておられます。

           < ここから下の写真は全てそういった技術の集大成です。お楽しみ下さい。 >

            

風神雷神図屏風ふうじんらいじんずびょうぶ
(国宝)
二曲一双 俵屋宗達たわらやそうたつ 江戸時代

            

四季花鳥図屏風しきかちょうずびょうぶ
(重要文化財)
六曲一双 狩野元信かのうもとのぶ 室町時代


            

樹花鳥獣図屏風じゅかちょうじゅうずびょうぶ 六曲一双 伊藤若冲いとうじゃくちゅう 江戸時代

            

神護寺三像じんごじさんぞう(国宝)
伝 源頼朝像でん みなもとのよりともぞう
伝 平重盛像でん たいらのしげもりぞう
二幅 伝 藤原隆信でん ふじわらたかのぶ 鎌倉時代
            

南蛮屏風なんばんびょうぶ
(重要文化財)
六曲一双 狩野内膳かのうないぜん 安土・桃山時代

            

八橋図屏風やつはしびょうぶ
六曲一双 尾形光琳おがたこうりん 江戸時代
            

山水長巻さんすいちょうかん
(国宝)
一巻 雪 舟せっしゅう 室町時代

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山水図襖さんすいずふすま
(重要文化財)
四面 長谷川等伯はせがわとうはく 安土桃山時代


最後のこの作品は裕人氏が一番神経を使ったそうです。 “ 墨で描かれているところ ” と“ 白い文様の部分 ” の表現が とても難しかったとおっしゃっていました。

日本はあらゆる分野で高度な技術を持っています。

もう一度自信を取り戻し“ 技術立国日本 ” を世界に発信しましょう。 この素晴らしい技術を後世に伝えていくためにもこの国難を乗り越え、共に頑張って行きましょう。

                  “ 全ての皆さんが、早く笑顔になれますように ”

2011.4.15

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